そもそも「使える読書」とはなにか?という説明になりますが、本をひとつ読んで、考えをひとつ得る、アイデアをひとつ得る、それをなにかに応用できる形で自分に刻んでおく、こういうことを目論むわけです。それは多くの場合、結果的にキーワードとして刻まれる。「一冊の本から、ひとつキーワードをいただこう」という所在で読書するんですね。 P.9-10
「使える読書」のテーマには、”一本の刀としての「概念化」”のほかに「引用」があります。「概念化することまではちょっと難しくてできないけれど・・・」という場合は「だけど、とりあえず一文が引用できます」というふうにやればいい。P.11
著者が最もいいたいこと、というのをみつけるのは多くの人ができるでしょう。僕が引用してほしいのはそのレベルではない。そこには読んでいるあなたが映らないからです。「お、そこに目をつけるのか?」=センス、ですから、センスの能力を上げるというのは、人と同じところを見つめていても磨かれませんね。 P.15
なんとなくチェックしているときには10や20はあります。そのなかで「おっ、これは」というものが5個ぐらいあって、そのうち3になり、最後は1になる。この絞り込みというのが自分のセンスを磨くのに非常に役立つ。絞り込みのセンスまでもが磨かれる。 P.16
小林秀雄さんが「批評は他人をダシに使って自己を語るんだ」と言ったことがあった。有名なセリフですね。
けれども、僕は、「対象である作品と自己との関係について語る」というふうに言い直すほうが、読者に惑わすことを少ないような気がします。 P.88-89うんと感心した書評があったら、読んでみる。そして、もう一つ大事なのは、その書評を書いた人の本を読んでみることです。この二つをやるととても具合がいい。別の言い方をすれば、ひいき筋の書評家を持つことですね。 P.118
学者の書いたもので意外に忘れられているのが、百科事典などの大項目です。大項目は大物が書くことが多いんですね。ある程度の分量もあって読みでがあるし、長すぎもしない。その分野の全体の展望をつかまえるには、あれほど具合のいいものはありません。 P.121
一番大事なことがもう一つある。
まとまった時間があったら、本を読むなということです。本は原則として忙しいときに読むべきものです。まとまった時間があったらものを考えよう。 P.138いつだったか川上徹太郎さんが、「一つの主題では書評は書けない、二つの主題をぶつけると書評が書ける」と書いてらした。僕は、これは実にいい教訓だなと思ったんです。P.149-150
辞書、事典の類を丹念に引いて読まなきゃならない本もあるし、引かないでどんどん勢いにまかせて読んで行ったほうがいいものもある。この辺は気合いものですけれども、一般的には事典の類はわりにまめに当たるほうがいいでしょう。それを怠るとやっぱりまずい。これは気にかかるなあと思ったときには、調べたほうがいい。 P.161
索引に目を通すと、一体この人は何に感心があってこの本を書いたのかというのがわかるんですね。中には、主題との関係で、当然あるはずの項目が索引にないこともあります。つまり、この本は何が扱ってあるかと同時に、何が扱ってないかということに気をつけて索引を一瞥しておくと、本文を読むときにとてもうまく行くんです。 P.168
考える上でまず大事なのは、問いかけです。つまり、いかに「良い問」を立てるか、ということ。ほら、「良い問はよい答にまさる」という言葉だってあるでしょう。もちろんずいぶん誇張した言い方だけれど、たしかに問の立て方は大事ですね。
では「良い問」はどうすれば得られるのか?それにはかねがね持っている「不思議だなあ」という気持から出た、かねがね持っている謎が大事なのです。
「良い問」の条件の第一は、それが自分自身の発した謎だという点です。他人が発した謎、でき合いの謎では切実に迫ってこない。仮にでき合いの謎だとしても、自分が切実に「おや、おかしいぞ。不思議だぞ」と思ったとき、それは良い問になるわけですね。
二番目に大切なのは、謎をいかにしてうまく育てるかということです。どんな謎でも、最初は「不思議だなあ」といった漠然としたものにすぎない。それを上手に「良い問」に孵化してやることが大切です。ところが、これがなかなかむずかしいんですね。P.180-181次に大事なのは、「仮説」を立てるということです。
どうも現代日本人は仮説を立てることが嫌いですね。仮説を立てることは邪道扱いされる。しかしどんな定説であろうが、最初は仮説です。仮説を立てて、それでダメだったら自分で捨てればいいし、自分で捨てなくても世界が捨ててくれる(笑)
とにかく最初に仮説を立てるという冒険をしなければ、事柄は進まない。直感と想像力を使って仮説を立てること、これはたいへん大事なことです。
同時に、仮説を立てるに当っては、大胆であること。びくびく、おどおどしていてはダメです。同じ仮説なら、みんながアッと驚くようなものを立てたほうがいい。つまり仮説を立てるに当っては、学者的手堅さよりも、むしろ藝術家的奔放さのほうが大事だと思う。 P.208その際、もう一つ大切なことがあります。型を発見したら、その型に対して名前をつける。
(中略)
偉い学者ならともかく、自分ごときが命名するなんてのはてれ臭いと思うかもしれません。でも、これはつけたほうがいいんです。なにも世間に発表しなくてもいい。自分が考える便宜として、名前をつけたほうがずっといいんですね。しかも、できるだけ華やかな、派手な名づけをするほうがいい。 P.214ものを書くときには、頭の中でセンテンスの最初から最後のマルのところまでつくれ。つくり終わってから、それを一気に書け。それから次のセンテンスにかかれ。それを続けていけ。そうすれば早いし、いい文章ができる。 P.229
趣味の問題かもしれないけれど、僕はむしろ「対話的な気持で書く」というのが書き方のコツだと思う。自分の内部に甲乙二人がいて、その両者がいろんなことを語り合う。ああでもない、こうでもないと議論して、考えを深めたり新しい発見をしたりする。そういう気持で考えた上で、文章にまとめるとうまく行くような気がします。 P.250
だから、言うべきことをわれわれは持たなければならない。言うべきことを持てば、言葉が湧き、文章が生まれる。工夫と修練によっては、それが名文になるかもしれません。でも、名文にならなくたっていい。とにかく内容のあることを書きましょう。
そのためには、考えること。そう思うんですよ。P.269
物知りになったら、もうそこでおしまいなんだ。そうじゃなしに、この本の読者、特に若い方々にいいたいことは、「まずは絶対に一つのことに邁進しなさい。しかも十年間一つのことをじっくりと修行して、揺るぎない方法というものを身につけなさい。それによって将来、どういうふうにでも応用がきくから」ということなんです。 P.22
音楽に限らず、それは何でも同じことです。趣味として一生続けて飽きない、実り多いということのためには、もうプロはだしでないといけない。そのためにはやっぱり若いときの努力がものをいいます。 P.44
つまり、知識なんていうものはさして重要じゃないのです。むしろ細々とした知識なんかはないほうが健全だ。それよりも、むしろ自分の経験のなかで一つの筋道を見いだしていくことのほうが大切なんです。そのために、片々たる知識というものは邪魔になる場合すらある、ということを私は特に強調しておきたい。ものを「見る」、そしてものを「知る」ってのは、そういう営為なんです。 P.34
まず一番最初の、「知性」とは何かということについていえば、まさに「方法」を身につけることである、ということです。それは何の学問の方法でもいいんです。ただし、身勝手な方法を身につけちゃだめなわけで、そこで大切なことは善知識を得ること、つまりいい先生につくということです。
で、いい先生とはどんな先生か、ということになるけれども、結局、いい先生というのは、「方法」を教えてくれる先生であって、知識を教えてくれる先生ではないということに尽きるでしょうね。 P.45-46だから私は、内的動機のないところに、課題図書だの読書感想文だのというような制度的な形で、やみくもに本を与えると言うことは、そいういう危険をはらんでいるというこを宣告したいんです。無理に与えなければね、そういうつまらなかったなというような先入主をもたせる機会もあり得ないわけだから、何か内的な動機が沸き上がってきたときにはね、自分が求める本を自分で本棚から掴み出す。そのときを待つべきなんです。 P.114
ところが、それをたとえば図書館で借りてきて読んだとすると、その本は返してしまいますから、一週間後にはすでに身辺にないということになります。もし身近な書棚にでもそれが置いてあれば、何かのときにすぐに見ることができる。いちいち読み返さないまでも、置いてある書物の姿を毎日のように見かける。背表紙のタイトルの存在が、それだけで、その本を読んだ記憶をリマインドしてくれるわけです。何といいましょうか、書物がそこに存在して、ここにあるよ、ということを主張する、それは読書の、もう一つの非常に重要な要素だと私は思うんです。 P.131
書評というのはね、基本的に「この本読んでくださいね」というものでなきゃいけない。「こんな本はくだらないから読むな」というような書評は、読者の側からすれば何のメリットもない。ところが、そういう自己矛盾的書評はとても多いんです。 P.170
一日二十四時間しかない時間を有意義に過ごすということはね、常にそういう自分自身の目的をもって生きることなんだと思うんです。そうなってくると、余暇は余暇にあらず、仕事は仕事にあらず。そこで渾然一体となって、大岡信さんがいうところの「忙即閑」という境地に立ち至る。「忙中閑」じゃなくてね、「忙しい即ち閑」、忙しさそのものがすなわち閑雅なる生活であるということです。 P.183
極端な話がね、たとえばパリへ行って、一日中パリのホテルに寝そべって、ノートルダムの鐘がカランコロンと鳴るのを聞いている。あるいは絹のガウンでも着てね、ホテルのルームサービスに毎食運ばせてね、自分はそこで、だらけてオードリー・ヘプバーンなんかになったつもりで暮らすとかね。気が向くとぶらぶらと外へ買物に出ていって、また帰ってきて寝転がって本を読んでいるとか。こんなことをしたいなと思ってそれが実現できれば、それは最高の遊びでしょうね。 P.189
自分は努力したからそれでいいんだ、結果がでなくてもいいんだ、と、そういう自己満足は、私にいわせればよくないんです。やはり努力したことについては結果が出なきゃいけない。結果が何らかの形で出て、その出た結果については、しかるべく正当な評価を得られなければいけない。その評価を得るためには、やはりいろいろな努力をしなきゃいかん、と思うわけです。 P.191
基本的なトピックが多くて、ちょっと残念な内容でした。「scaffoldで簡単なアプリは作れたけど、○○がしたいのだけど、どうすればいいの?」という時のための本を期待したのですが、rubyの入れ方からすべての載っているという・・・。AWDwR本を分解して検索しやすいように再構成したらこの本が出来そう。
ビジネスのHowTo本。他書でも似たような内容はいくらでも見かけることが出来ますが、ここまで色々載っているのはすごいです。著者は今年で50歳。20代・30代の著者も多いHowTo本では、著者が高齢でありながら、古くさい考え方ではないのは珍しいと思います。長年の経験に基づいていながら、現代でも通用するものが100個も載っています。著者の書く文章もおもしろいですし、良い一冊でした。
Wordがキライという人は多いと思います。自分もそんな一人でした。しかし、この本を読んで、Wordの本来のスタイル・流儀がHTML+CSSと同様に文章に対してスタイルを指定していくものであることを知りました。場当たり的に「見栄えよく見える」ようにここの文字を修飾するのは間違いだったのです。そう考えると、お仕着せがましく思えたWordの機能も効率よく作業するためには必要だったことが理解出来ました。本書では細かいテクニックもたくさん載っていますが、理解できてよかったと思えたのは「Wordは先にスタイルを定義し、各段落にそれを割り当てていくのが正しい書き方である」の一点に尽きます。はやくWordを使う機会が欲しいな、とウズウズしておりますが、今の現場もご多分に漏れず「Excel文書」が氾濫しているので、難しいかも、と思っております(苦笑)
今日は(残業|明日はシレン3が出るので早く寝る)ので、ちょっとだけ。82ページから91ページまでを読みました。cpコマンドの作成を通じて、readとcreatシステムコールを学びました。システムコール呼び出しはユーザモードとカーネルモードのスイッチが必要になるため、コストが高いので、なるべく呼び出し回数を減らすようにした方がよい。そのためにはバッファリングが有効です。次回は以前に作ったwhoをバッファリングに対応させ、効率を上げるところから再開です。
余談ですが、createではなくcreatなのは、初期の開発者がスペルミスをしたせいだと、別の本で読んだ記憶があります。元は誤字ですが、Unixの歴史である40年弱、そのまま使われてきているので、ここまで来ると文化になっている気がします。
Unix/Linuxの標準コマンドを作りつつ、仕組みを学ぼう、という本です。
現在、第2章の途中まで読んで、実践しています。作ったコマンドはmore・whoの2つです。moreでは/dev/ttyを、whoでは/var/run/utmpを学ぶことが出来ました。今まででは不思議だなぁ、と思いつつも、自分には持ち合わせていない深い領域にある知識がないと理解できないと思っていました。しかし、注意深くmanとヘッダファイルを読んでいき、ちょっとの推測を行えば、たどり着けるのだと言うことがわかりました。
ちょうどいいことに実際のコードを試しているのはMacOS Xですので、Unixベースではありますが、所々に違いがあります。本書ではwhoコマンドを作る際にutmpを使用するとなっていますが、MacOS Xではutmpを非推奨となっており、拡張されたutmpxを使用するようになっていました。(この情報もヘッダファイルから入手)頭を使わずに写経するだけではダメなので、わかったつもりになりにくいのではないかと思います。
Blogに勉強の経過を載せますと、良い刺激になることが前回わかりましたので、今回もメモを残しつつ、がんばりたいと思います。人に見てもらっても有益な情報はあまりないエントリになると思いますが、よろしくお願いします。
正規表現は仕事で日常的に利用しているので、すんなりと読めると思っていたのですが、大変でした。自分の知っていた知識なんて、本書の1章の内容にすら劣っていました。正規表現についてここまで詳しく書いてある本とは思っていませんでした。
7章の冒頭で筆者はこんなことを述べています。
一般的な書籍の著者からすればうらやましいようなぜいたくが私にはある。普通は章を通じて話の途切れることのない一貫性のある物語を織り成すことが目的になってしまって、重要な細部を省略せざるを得ないところだが、私はそんな心配をしなくて済むのだ。問題の中には複雑なものが含まれているし、細部が分厚く積み重なっている部分もある。一度にすべてを理解できなくても心配する必要はない。最初は全体像がつかめる程度に章を読み通し、後で必要になったときリファレンスとして読み返すことをお勧めする。
7章はPerl言語に特化した話になっており、Perlに詳しくない読者への言葉なのですが、7章だけならず、本書全体に通して言えることだと思いました。
「正規表現」という分野の最高のリファレンスとして作成されたこの本は、読者にわかりにくい(しかし、重要な)ところを省略したり、曖昧な解説で済ませていることがありません。読んでいて頭がクラクラしてしまい、何回も中断せざるを得なくなりましたが、その甲斐はある本だと思います。
正直、筆者の言葉をかみ砕いて咀嚼するだけで精一杯でして、自分の中でそれらが混沌としているのを感じます。これから時間をおいて読み直したり、実際に活用することがあってこそ、血肉となるのだと思います。
第3版まで手を付けることのなかったことをもったいなく思いつつも、出会えて良かったと感じています。
是非、皆さんの本棚にも置いてください。
「声に出して読みたい日本語」の齋藤 孝さんと、「ウェブ進化論」の梅田 望夫さんの対談本です。
元プログラマで、現在はイラストライター兼ライターのきたみ りゅうじさんのエッセイ集です。元はフリーランスはじめてみましたが…【AA】という題名で出ていたものを文庫化したものです。
きたみさんのイラストはここ数年、よく目にするようになりました。特にDr.きたみりゅうじの“IT業界の勘違い”クリニック/Tech総研はお気に入りで毎回、楽しみにしています。
現在は売れっ子のきたみさんですが、プログラマを辞めて、フリーランスとして軌道に乗るまでは苦労をなさっていたことがこの本で分かりました。フリーランスのプログラマだと思っていたのですが、会社を辞めると同時に異業種の(イラスト)?ライターに挑まれていたとは驚きでした。しかも、その時、奥さんとそのおなかの中には赤ちゃんまでいらっしゃったとは。
仕事をどうやって取ればいいのか見当も付かない不安な時期から、資金繰りに不安を覚えたり、やっと軌道に乗ってきたと思ったら友人から「楽に成功した」と妬まれたり、山あり谷ありのフリーランスの生活をていねいに書かれており、一フリーランスとしてとてもおもしろく読めました。「きたみさんに比べれば自分は楽を出来ているなぁ。周りの人たちに感謝しなくては」とか「これは自分も経験あるよ!」とか。
文庫になって500円とお求めやすい値段になりましたし、とても読みやすい文章なので、オススメです。自分はこのエッセイ集で苦労話が載っていた他の本も買ってみようと思います。
書名から期待していた内容とは違った。現代の若者の雇用形態と人生の目標の本と言った感じ。確かに上を目指していれば良かった時代に比べると、豊かになりすぎて生きることには困らないけど、充足した日々と感じるのは難しいと思う。
元マイクロソフト社長の読書術の本。
難易度の高い読書術かと思ったら、リビングやトイレ、会社の机などに本を数冊ずつ置いておき、その場所にいるときはそこにある本を読め、という趣旨でした。既にやってた、いやっほう。
あとは、本のコストパフォーマンスの良さ(勝間本と似ている)や成毛さんの若い頃やった無茶話などが書いてあり、とてもおもしろい一冊でした。
成毛さんが社長就任時に、君主論のマネをしたせいで、クビになった元上司だけはかわいそうに思えた。君主論の前後の文脈がわかれば納得出来るのかも知れないので、今度読む。
実践してから書評を書こうと思って放置しておいたら、2ヶ月経っている罠。
少なくともこの本を読んでから、体重は6kg減って、野菜を採る量は数倍に増えた。自分としては、納得出来る論理展開だったので、出来る限り実践するようにしている。
後半になると「菜食主義サイコ−!」になってくるので、ちょっとウザい。体によいのはわかっていますが、そこまでは出来ませぬ。
限りなく当たりの一冊。
AAを張るために検索したところ、新版が出ているのを発見!タイトルが変わっているので、気付かずに中古で買っていました。早速、新版も注文します!
著者の清水さんはコンサルタントを指導してきた「プロを育てるプロ」。
清水さん曰く、学びのステップは
の4段階に分かれているとのこと。
プロとしてお金がもらえるのは「体系の理解」からなのに、「具体の理解」までで止まってしまう人が多く、もったいないよ!というお話。しかも、「具体の理解」まで行ったのなら「体系の理解」は簡単にたどり着ける、とのこと。
具体的にどうやるのか、と言いますと「情報マップ」「学習ロードマップ」「ラーニングジャーナル」の3つを使いこなそうというものでした。
特に感銘を受けたのが、「情報マップ」。自分はついかっとなって勢いで突っ走ってしまうことが多いのですが、やはり下調べは重要ということです。最近は新しいことをやろうとする際には、自分なりの「情報マップ」を作るようになってきていましたが、やはり先人には練度で敵うわけもなく、とても参考になりました。
久々に誰かの書評経由ではなく、自分で選んで買った本だったのですが、(ネット界隈は書評が早すぎる)大当たりでした。
「行っている作業によって適切な刺激レベルは異なる」「自分の現在の刺激レベルを意識し、必要に応じて増減させることが必要」という内容。
自分は音楽による刺激レベルの増減がとても大きいんだけど、職場だとヘッドフォンを装備するわけにもいかないから、困りもの。音楽を聴いても良い職場、もしくは、特例的に許可してもらえるだけの希有な才能を手に入れられるように頑張る。
Pythonの勉強用に買ってザッと読んだ。価格分の価値はあったと思う。特にdjangoのテンプレート周りとか。
弾さんファンなので、当然購入。この人のライフスタイルは夢の形。マネしたいと思っても叶うものでもないけど、目標として頑張りたい。
この本はWEB+DB PRESSで連載されている記事を書籍にまとめたもの。インタビューする方・される方、どっちもすごい人たちばかりなので、ギークを自負する人間なら、読んでいてとても楽しい。
しかし、みんな、頭の回転が早いよな−、と思うのだけど、これは編集パワーなのか?編集整形された読みやすいテキストではなく、ドモりや沈黙まで含めて味わいたかった。無編集音声ファイルをダウンロード販売してくれないかなー。本書3冊分までなら出せます。
勝間本なので、ついかっとなって買った。よく考えたら題材にまったく興味がなかった。自分の知識畑に肥料をまいたと思おう。いずれ何かの種の栄養になるかもしんない。
著者の山本 謙治さんは慶應義塾大学環境情報学部の修士課程修了後、野村総研、青果流通のシフラを経て、2005年にグッドテーブルズを設立。農産物流通コンサルタントとして活躍中の方です。本業の傍ら「やまけんの出張食い倒れ日記」というブログも書かれており、こちらも人気とのことです。
自分も山本さんほどではないですが、日本の食は安すぎると感じていました。良いものを作っている生産者の方にはちゃんと相応の報酬が支払われるべきだと思いますし、安さが最良の価値であるという価値観にも疑問を感じていました。
この本を読んで、その思いが間違いではなかったと確信出来ました。この本で紹介されている食材は、漬け物・豆腐・納豆・伝統野菜・ネギ・牛肉・豚肉・ハム・卵・牛乳・ラーメン・ハンバーガー・山菜そば・椎茸・お酢です。これだけの商品について、受け売りの言葉ではなく、筆者自身の体験と自ら集めた情報で語っているのは圧巻でした。本を書こうと思ってから調べられる分量ではありません。著者の長年のライフワークが実を結んで出来た本だと思います。
今後も一消費者として、納得出来る商品を「買い支えて」いきたいと思います。
レバレッジシリーズの本田さんの新刊です。今回は英語勉強法ということですが、本田さんらしい一点集中型勉強法でした。
先日から英語の勉強をしているわけですが、この本では広く浅くという勉強法を真っ向から否定しております。早速ゆらぐ俺(笑)
このまま今の勉強法を続けるか、レバレッジ式にするかはさておき、
ということは大事なので、ちゃんと勉強の意味と成果の確認方法を考えて行かなくてはいけないと思いました。
長期的にはシリコンバレーで働けるようになりたいな、と漠然と思っていますが、短期的目標はどこにおくべきだろう?英語の技術フォーラムに書き込めるあたりはどうかなぁ、と思っています。
「IDEA HACKS!」「STUDY HACKS!」の小山さんの本です。これで同出版社の小山さんの本はすべて読み終えたことになります。
時間を扱うこの本では、無駄な時間の無くし方から一定時間でより多くの成果を上げる方法まで幅広く扱ってありました。相変わらずすごい量のハックが載っているので、誰でも参考になるのもがいくつも見つかると思います。
自分はアイマスクやトランス/ジャス系音楽が参考になりました。どちらもそんなこと考えも付かなかったので、やはり他の人の視点というのはいいですね。アイマスクは早速購入しましたが、トランス/ジャスはまだ試していないので、iTunesで見繕って購入したいと思います。
先日読んだ「STUDY HACKS!」が当たりだったので、同シリーズを買ってみました。
シリーズ一作目は「アイディア」でした。こちらは原尻 淳一さんとの共著となっています。原尻さんはマーケティングやプランニングを生業とされている方です。
自分の今の立ち位置ではほとんどアイディアを求められることはないので、「ほぅほぅ参考になるなぁ」とは思いましたが、「STUDY HACKS!」ほど気合いを入れて読めませんでした。
しかし、「2008年の目標はWebサービスを3つリリースすること!」とか言っているのに、アイディアについて他人事でどうするよ?と気づきました。一個目のサービスは近いうちに公開します。永遠にクローズドベータやっているわけにもいかないので(笑)
筆者の佐々木俊尚さんは1961年生まれ。早稲田大学政経学部政治学科を中退し、88年に毎日新聞社に入社。警視庁捜査一課、遊軍などを担当し、殺人事件や海外テロ、コンピュータ犯罪などを取材。99年にアスキーに移籍し、月刊アスキー編集部などを経て、03年からフリージャーナリスト。
この本に書かれているのは、インターネットと自分の頭の両方を使った情報収集法です。前者については、自分のようなネット廃人には「当たり前」も多かったりするのですが、もう一つの「自分の頭」への考察の深さが違います。
インターネットを使うと一生かかっても読み切れないような量の情報が一瞬で手に入ります。もちろん、全部読むことは不可能ですから、そこから要不要を切り分けるのは自分の頭になるわけです。最初は新聞記事の過去ログを「日経テレコン21」(有料で新聞記事の過去ログを検索できるサイト)で検索。その後、一般ウェブサイト→ブログ→ネット掲示板(2ちゃんねる)と落とし込んでいきます。
プログラマ界隈だとブログが最上位に来ることが多いんで、感覚がおかしくなっていましたが、一般的な情報を調べるときには確かに新聞記事は有用ですね。しかも、全記事を漏らすことなく検索出来て、時系列順に並べ替えることが出来るのはすごい。さすがのグーグルでも記事内容の時間までは確実じゃないですからね。ブログエントリにコメントが一つ付いただけで最終更新日時が変わっちゃいますから。
その他にも第一線のプロの貴重なテクニック・考え方が満載でした。「記事は足で〜」などという古いタイプの人間ではなく、インターネットと旧来のやり方の過渡期に居た筆者にしか思いつかないやり方だと思いました。
自分はちょっとグーグルに偏重しすぎ。既存メディアの価値ももっと認めるべき。
HACKS!シリーズは未読だったのですが、なんとなく購入したこの本が大当たり。慌てて「IDEA HACKS!」「TIME HACKS!」も購入しました。(「PLANNING HACKS!は筆者が違うので保留)
筆者の小山 龍介さんは1975年生まれ。京都大学を卒業された後、大手広告代理店勤務を経て、サンダーバード経営大学院でMBAを取得。現在は松竹株式会社でプロデューサーとして働かれています。
HACKというのは、ちょっとの工夫で作業の効率を大幅に改善させる行為を言います。元々はエンジニアが使っていた言葉で、HACKが得意な人をHACKER(ハッカー)と言い、尊敬を集めています。
そんなわけで、この本も大きな幹があるわけではなく、細かいテクニックがたくさん(およそ90)載っています。知っているものもあれば、実践しているものもありますが、中には「この発想はなかった!」もあります。そのような自分にとって有用なHACKがいくつ見つかるかで、この手の本の価値は決まるわけです。
自分にとってですが、「シータ波を出すために緊張する場所に身を置く」「本に集中するためにスポット照明にする」あたりが大ヒット。
「自宅だと集中出来ないんだよね」というのは一種の甘えだと否定的に捉えていたのですが、喫茶店やファミレスなどの自宅ほどくつろげない場所ではシータ波が出ているということで、ちゃんと理由があったのだと納得出来ました。
スポット照明は本以外の場所を暗くすることにより、それらのものが意識を向けにくくするというもの。自宅で勉強する際に一番良い椅子があるのが書斎なのですが、ここにはPCや他の本もあるので、集中しにくかったのです。部屋の全体照明を消して、デスくランプだけにしたら、以前より集中出来ている気がします。
他にもBGMや香りなどの知らなかった知識も載っており、こちらもいずれ役に立ちそうです。大満足の一冊でした。
「若者はなぜ3年で辞めるのか?」の続編です。前作の感想はこちら。
前作は日本の労働構造のいびつさを筆者の言葉で語っていた内容に対し、こちらは「どこに行ったのか」の実例を集めたルポルタージュ。
本書の前半は様々な経歴を持ち、それぞれの居場所に落ち着いた「若者」の実例がたくさん載っています。読んでいておもしろくはあるのですが、前作の補足資料みたいだな、と感じました。
後半になると、「実例」と「筆者の解説」の比率が逆転しはじめ、前作では語られなかった政治はどのようになるべきかを語り始めました。左派は前世代のための改革派で、現在の自分たちにとっては保守派という考え方は自分にはなかったので、新しい視点を得ることが出来ました。
真の改革とは、既得権にメスを入れるものだ。官僚を見てもわかるように、だからこそ既得権層はこれに異を唱える。公務員改革や教育改革、そして雇用の流動化を進める労働ビッグバン。こういった改革すべてに反対しているのが、他ならぬかつての革新政党のなれの果てだ。考えてみれば、彼ら左派が、ワーキングプアやネットカフェ難民を持ち出して「だから改革反対!」というのは奇妙なロジックだ。現実に格差は既に生じてしまっているのだから、論理的に考えれば「だから改革推進!」となるべきだろう。
いやまったくおっしゃるとおり。右派を避けたくて左派に投じた事のある自分の浅はかさが身に染みた。この新たな視点を与えてくれただけでも価格分の価値はありました。
1年ほど前にベストセラーになった本書ですが、未読でした。続編「若者はなぜ3年で辞めるのか?【AA】」が発売されたので、この機会にまとめて読むことにしました。
筆者の城 繁幸さんは1973年生まれ。東大法学部を卒業された後、富士通に入社。2004年に同社を退社されてからは人事コンサルティング「Joe's Labo」の代表を務めていらっしゃいます。読み終わった後にプロフィールを確認したのですが、自分と10歳も違わない方がこんな素晴らしい文章を書いてらっしゃることにびっくりしました。
本書の内容ですが、1年以上前のベストセラー本ですから読まれた方も多いと思いますし、副題にもあるとおり「年功序列が奪う日本の未来」と言うことです。
若者が辞めやすくなった原因は、年功序列の他にも
などを上げていますが、城さんは「根源は年功序列である」という意見でした。
後半は年功序列がなぜこれほどまでに強固に維持されているのかという理由が述べられており、年功序列の外にいる身ですが、ちょっと鬱になりました。
少し前のエントリでも愚痴ったのですが、俺も3年ではありませんでしたが、5年で会社を辞めました。丸3年あたりから腐り始めて、爆発するまでに2年かかっただけなので、思い切りが悪いだけで実質3年だと思います。(笑)
当事者意識バリバリに共感して読めました。しかし、今後の人生をちゃんと考えているかと言われると「スキルを付けるために勉強や読書をしよう」「貯金はしておこう」と行ってはいますが、まだまだ考えが甘かったと感じました。思いつきで行動するのではなく、もっとキャリアプランについて真剣に考える必要があります。
先日、感想を書いた「打たれ強くなるための読書術【AA】」に
すでにあちこちで指摘されていることではあるが、最近の大学生の変化のなかでいちばん気になるのは、以前に比べて「知的に打たれ弱くなっている」のではないかという点だ。これを仮に「知的に打たれ弱い症候群」と名付けておこう。この症候群は次のような具体的症例を示す。
- すぐに解答をほしがる
- どこかに正解がひとつあると信じている
- 解答に至る道をひとつ見つけたらそれで満足してしまう
- 問題を解くのは得意でも、問題を発見するのが不得手である
- 自分の考えを人に論理的に述べる言語能力が不足してる
とあったのですが、まさにその通り。正解のない、答えのでない問いから逃げずにもっと向き合わなくては。
京都大学人間・環境学研究科教授の東郷 雄二さんが書かれた本です。
この本を執筆される際にこれまでに出版された「読書論」本を数十冊も読まれ、それらに共通する偏向に不満を持たれ、それらとは違う「読書論」本として書かれたのがこの本だそうです。
不満と思われた点とは
です。
これらの点が問題なのではなく、これらの点に「偏向」していることが問題だと述べています。「もっと色んな形の読書論があってもいいだろう」と言うことでしょう。そのような例として以下の2冊をあげています。
この2冊の特徴は「精神論」ではなく「技術論」として「読書論」を語っているところです。どちらも翻訳本であることは偶然ではないように思います。日本では読書は「人格を鍛える」や「人生を豊かにする」といった観点から語られることが多く、海外のように「仕事や学業なので必要に迫られて短い時間で効率よく本を読む」という観点では語られていなかったということです。東郷さんは上記2冊を認めつつも「現代の日本人向けではない」と思われ、この本を書かれたとのことです。
本書では本の「探し方」「手に入れ方」「選び方」「読み方」「活用の仕方」と「知的読書」に必要と思われるすべてのステップが書かれてあります。中でもメインとなるのが「第8章 本の読み方 -段階編」です。東郷さんも「時間がない人は8章だけ読んで」とまえがきで述べています。
8章ですが、本の読み方を4段階に分けています。
後ろになるほど深い本の読み方です。自分の読書ですが、ひいき目に見ても「分析読書」レベルに至ることがたまにある程度でほとんどは「初級読書」で止まっています。書評ブログとして有名な「404 Blog Not Found」の小飼弾(dankogai)さんは「批判読書」の域に至っており、だから書評がおもしろい。「比較読書」以降は読んだ本の量が重要になってくるのですぐに至れるものではないですが、「初級読書」で終わらず、「分析読書」まで行く比率を高めると共に、関連書籍をいくつも読み「比較読書」に至れるように頑張りたいです。
日本ファイナンシャルアカデミー株式会社の代表取締役で、合計5社の経営を行っている泉正人さんの仕事術本。日本ファイナンシャルアカデミー株式会社は「レバレッジ」シリーズの本田直之さんも社外取締役として所属しておられます。同社が発行しているメールマガジンは自分も購読させて頂いています。
この本で紹介している仕事術を見つける前は朝6時から深夜12時まで働いても終わらなかった仕事が午前中の2時間で終わるようになり、空いた時間で勉強・趣味・新たな仕事が出来るようになった、というお話です。
書名に「仕組み」とある通り、ルーチンワークを誰にでも出来る作業としてリスト化し、他人に任せたり、頭を使わずに出来るようにしましょう、という内容です。
同様の内容は「勝間本」や「本田本」にも含まれているのですが、「仕組み」にフォーカスしているだけあって、その方法は微に入り細に入り解説してあります。
特にToDoリストの実例には一見の価値ありです。泉さんが経営されている日本ファイナンシャルアカデミー株式会社のセミナー準備の作業リストなのですが、拭き掃除の洗剤の置き場所やエアコンの温度設定まで「ここまで細かく書いているのか」と驚く内容でした。
しかし、いざ実践しようとすると自分の生活の中でルーチンワークはあまり見あたらない気がします。イレギュラーに見える作業をルーチンワークに落とし込むプロセスが紹介されていたり、「こういう作業もリスト化出来るのか」という意外な実例紹介があると、もっと嬉しかったです。
著者の酒井譲さんは、慶應義塾大学を卒業した後、オランダの大学でMBAを主席で取得。日本企業に就職された後、ヘッドハンター経由でオランダに移住。現在はオランダ企業でCFO(最高財務責任者)として活躍されている方です。
自分は最初に就職した会社(50人程度の規模のIT会社でワンマン社長)で2年目に直接の上司(で会社の取締役)から「リーダーやってみるか?」と言われました。会社の売り上げの半分を占めている取引先に対するプロジェクトの半分を統括するリーダーです。部下の数は10人弱だったと思います。
今考えると大抜擢だった訳ですが、当時の自分には、事の重大さも、上司の評価・期待もサッパリ汲み取ることは出来ず、体育会系の社風で「やるか?」と聞かれたら、「やります!」と答えるのが当たり前だったこともあり、深く考えず引き受けました。
管理職とはどういうものかという自覚がないまま、リーダーをやっていたのですが、上司が徐々に責任移譲をと思って振ってくれたであろう小規模プロジェクトの見積もりや会議なども「めんどくせー、実作業してー」とイヤイヤやってました。
結局、うまくいかずに徐々に権限と責任範囲が減っていき、適当なところに落ち着いたのですが、今度は「同じような作業と残業でつまらねー」と腐ってしまい、結局、会社を辞めてしまいました。
今だからこそ「期待されていたのに恩を仇で返すな、このバカヤロウ!(CV:みなみけ三女)」と思いますが、その会社にまともな管理職教育や管理職以外のキャリアパスが皆無だったのも事実。「システム開発なんてサッサと抜けて、管理職としてヘビーワークして高給もらうぜ」という志向だった同期はうまくいっているようです。
それで、「はじめての課長の教科書」ですが、2年目の俺に読ませてやりたかったです。課長という仕事の本質と、課長のやるべきこと、発生する問題への対処法、課長から先のキャリアパスと必要なことがすべて書いてあります。この1冊ですべて解決というわけではありませんが、タイトル通り、課長になってはじめて読む本としては最適だと思います。ここから自分に足りないスキル・知識をさらに詳しく扱っている本を探していけばいいわけです。
今まで同じコンセプトの本がなかったのが不思議なぐらい、必要だった本だと思います。俺は管理職に返り咲くことはしばらくなさそうですが、友人たちにそういう自体が発生したらプレゼントしたいと思います。
(・・・そういえばmixiで部下が出来たと書いていた友人がいたなぁ)
筆者の中島 聡さんは1960年生まれ。高校時代からアスキーでバイトをし、大学在学中に開発したCADソフトで数億円稼ぐ! NTTに就職後、マイクロソフトの日本法人設立時から参加。その後、米国本社に移り、Windows95、Windows98、Internet Exploler3.0/4.0のチーフアーキテクトを勤める。2000年にマイクロソフトを退社後、UIEvolutionを設立。
経歴だけ見ても凄い方なんですが、アスキー時代の同僚 古川 享(元マイクロソフト日本法人社長)との対談を見るとさらにヤバい。シリコンバレーで大成功したベンチャー企業かと思うほど凄いことをやっている人でした。
本書を読む前からBlogは拝見していたのですが、「元マイクロソフトで独立した人ね」ぐらいにしか思っていませんでした。日本人でここまでマイクロソフトのプロダクトの中核に食い込んでいた方がいらっしゃったとは!
プログラマなら読んでおくべき。特に古川さんとの対談を。

勝間和代さんの最初の本が再版されたものです。処女作にはその作家のすべてが入っている、を地で行っている作品でした。女性向けだけど、男性の自分でも楽しめました。(この本を貸した女性の友人は、読み終わった後、自分用に1冊購入したとのことなので、やはり女性へのインパクトが大きいのは否めないようです)
よく、人づきあいは「ギブ・アンド・テイク」だ、とか「ギブ・アンド・ギブ」で、とよくいわれます。「ギブ・アンド・テイク」は論外だと思いますが、実は「ギブ・アンド・ギブ」という言葉にも、違和感があります。「ギブ(与える)」には上からの目線でモノを言っているような、偉そうな響きがあるからです。それよりも、私がもっとも大事にしているのは「コントリビューション(貢献)」です。なるほど、なるほど。上から目線でなくなると同時に、目上の人に対して行っても失礼じゃなくなる点もいいと思います。目上の人に「与える」は厚かましい感じがしますが、「貢献」ならどんどん出来ます。 さらに貢献を4段階に分類しています。
コントリビューションは、アメリカ社会で重要視される考え方の一つです。私が留学していたアメリカのビジネススクールでも、大きな評価の対象になっていました。授業にどれだけ貢献したかが問われるのです。たとえば「日本の経営には、こういう面がある」など、クラスにとってプラスになり、かつ他の学生が知らないような情報を提供すると「コントリビュートした」として評価されたわけです。
人間関係も同じだと思います。人に会うときは、まず「この人に対して自分はどんな貢献ができるか」を考える。上から何かを「与える」のではなく、「この人になにか貢献しよう」「自分の持っている情報をシェアしよう」「自分が持っているバリューを提供しよう」という気持ちで接するわけです。




あまり好みの絵柄ではなかったのですが、あちこちでよい評判を聞くので、読んでみたところ、とてもおもしろい作品でした。
主人公とその彼女は二人ともエロ漫画家ですが、主人公は評価はされているのですが遅筆で年1回しか原稿を上げられず貧乏の三十路男。対して彼女は、デビュー1年ですが初単行本が30万部も売れた売れっ子漫画家で、しかも現役小学生。そんな二人がアシスタントの関係から(あっという間に)恋人になり、さらにはエロ漫画家としてぶつかり合っていくお話です。
序盤こそ上質な変態性癖エロマンガですが(ほめ言葉)、中盤以降は凡人である主人公の「なりたい自分に成れない苦悩」と彼女の「一流の”プロ”としてのプライド」がぶつかりあい、バキやハチワンダイバーにも劣らない熱い魂のぶつかり合いになります。
「エロ抜きでもおもしろい」とは言えません。この作品は世間から冷たい視線を受けてもなお、自分の「好き」である「エロ」を貫く漫画なのです。性的にも心理的にも青年向けに相応しい作品です。














Amazon.co.jpの発売日 3/23
cbook24の発売日 3/26
オーム社の発売日 3/
どうせなら週末に読みたいので、ダメもとで買いに行ったところ、秋葉原のザコンでゲット。新刊のスペースがなくなっていて(春の情報処理試験対策フェア)、探すのに苦労しました。
ついでに色々購入。購入を先送りにしていたら、Amazonで新品在庫が消えていた「Write Great Code Vol.1」があったので、保護。あとは、「WEB+DB PRESS総集編」とマンガ2冊。
これだけあれば週末は暇せずに引きこもり。

この本は、ミステリーでも良いと思う。
続きが気になる良作
(個人的に)唯一の問題点。
いろいろ
ちょっと くどい かな
実は厳しい本。しかし、机の上に常に一冊置いておきたい本。
【人間関係のコツとツボ満載】
もっとも腑に落ちた本買ってきました。特集は
ライブドアにびっくりした。逆境のこの時期だけど、素晴らしい技術を持っている会社には間違いないわけで、こういうポジティブな内容で社名が出てくるのは良いと思う。粉飾決済をした経営陣の罪はちゃんと追及すべきだけど、そのせいで頑張って最先端サービスを作ってきたエンジニアまで罪人扱いされることはないさね。
Rails連載は「Rails1.1のActiveRecord新機能」となってます。これもAWDwR本でActiveRecord基礎しか知らない自分にはうれしい内容です。
プレジデント 6月12日号の特集が「24時間の達人」という時間有効利用法だったので、買ってきました。
社長業のすごい人の一日のスケジュールとか、どういう基準で予定を入れているかとか、そんなことが描いてあり、なかなかおもしろかったです。
これの技術者版読みたいなぁ、トラブル発生で乱れまくりなんだろーけどさ。実録で1週間分ぐらい載せて欲しい。
GWにあった友人との飲みで「Wiz好きなら読んでないとダメだろ、絶対に読め」と言われた。新品を探したのだけど、見つからなかったので、アマゾンで中古を購入。昨日届いた(というか、ポストに入っていたのに数日気づかなかったと思われる)ので、今朝の通勤から読み始めました。いきなりカント寺院での蘇生儀式から始まり、しかも、失敗してロストするなんて、なんてWizフリークの心を捉える書き出しなのだろう。その後も転職や善悪混合パーティというシステムがWiz世界ではどのような扱いになっているのか筆者の解釈があって面白い。丁度PSPでGB版Wiz外伝1をやってるんだけど、この本のおかげでプレイに熱が入りそうです。
「2回読み直してから感想を書こう」と思っていたんだけど、時間が取れないので、書いてしまえ、書いてしまえ。
不動産と保険について深く考察したファイナンス本です。それぞれについて自分たちが考えている表層的な価値だけでなく、根底から説明し、現在の制度の矛盾・非効率さについて語っています。ネガティブな内容が大半を占め、読んでいると将来への不安を覚えます。しかし、若いうちに読んで対策を立てておけば幸せな老後が送れると思います。20代、30代のうちに読んでおくことをお勧めします。
Blogの記事を書く際に同じような表現になってしまい、行き詰まりを感じています。文章の勉強用にこの本を買いました。
不意に空いた時間が出来た際に「うーん、やりたいことがあったはずなのに、思い出せないな」とか「思いついたときにリストに書いておけばすぐに思い出せるな」とか考えて実戦を始めているのですが、他にも良いTIPSはあるはずでして、先人に聞くのが一番手っ取り早かろう、ということで買ってみました。
「はてな」の代表取締役社長の近藤淳也が書いた本です。はてなという会社の紹介、近藤さんの考え方など多岐にわたる内容となっています。
最近話題の本に「ウェブ進化論」という本があります。ニュースサイトや個人の考察Blogでやたらと目にするので、バイブルのような存在の本なのだなぁ、と感じていたのですが、タイトルから受けた印象で「どうせどっかの大学の教授か何かがタイミング良く本を出しただけだろう」と斜に構えて読んでなかったんです。分厚い本で、分かりにくい文章、書いてあることは基本的なことばかり、というのを想像していました。考えを改めたのは、「はてなブックマーク」でよく上位に入っているBlogの筆者さんがこの本の作者だと知ってからです。早速購入して読んでみたところ、自分の先入観だけの印象はまるで的外れだったことがわかりました。
新規に発行されるコンピュータ系技術書のタイトルは一通りチェックしているのですが、ひさびさに「お?」と思わせてくれるタイトルでした。発行されたということで早速購入してきました。
プログラマにとって「自作OSを作る」は一度は夢見ることのひとつです。自分もご多分に漏れず一時期は「Lions' Commentary on UNIX」を読んでいたこともありました。しかし、OSを作るなんて、常人にはできることじゃありません。技術力の問題もありますが、その前に気持ちが折れます。WindowsでもMacでもUNIXでもいいですが、それらを一般ユーザーより詳しく知っているプログラマは、これらのすごさを知っており、「自分に作れるわけがない」と萎縮してしまいます。
ほとんどの人がそうなるところを乗り越えてOSを作り上げた人はそれだけでスーパープログラマといえると思います。Linuxでも、モナーOSでも、一緒です。
この本の作者もそういうすごい人の中の一人です。この本を通して32BitCPUで動作し、GUIを持ったOSを一から作れます。最初はバイナリエディタでディスクイメージを書き(アセンブラですらない)、フロッピーディスクから起動するところからスタートします。
タイトルにあるとおり、30日(30章+序章+あとがき)という構成になっており、徐々にステップアップしてOSを作っていくことが出来ます。1日22ページほどの分量ですが、密度が濃いので理解して実際に動作させるためには1日当たり2時間ぐらいはかかると思います。(ここでコードを手打ちすることが非常に重要と考えます。タイプミスをして、誤動作し、それを直すというステップが非常に重要です。付属のCD-ROMからソースコードをコピー&ペーストしてはまったく身につかないと思います。)
700ページほどある本ですが価格は3990円と非常にリーズナブル。洋書の翻訳なら6000円はするであろう内容です。日本語ネイティブですから、文章が読みやすいのもポイントです。
5日に手に入れて読了してたんですが、公式発売日の10日も過ぎたので感想。以下ネタバレ。
Civ4が発売された余波で遅くなりましたが、ようやく読了。
行動経済学という分野の入門書です。これは文庫版ですが、新書版の頃のタイトルは「賢いはずのあなたが、なぜお金で失敗するのか」というタイトルでした。こちらの方がわかりやすいと思います。人は「自分は賢く効率的に行動を行う」と思っていますが、いかにそれが誤りであるかを説いている本です。内容は「こういう状況の場合、あなたはどうする?」という問いかけをし、多くの人が選ぶであろう一見賢い選択が実はそうでないことを丁寧に説明しています。統計データとサンプリング実験結果が多数出てくるので、多少くどい印象を受けますが、参考になる本であることは確かです。
Amazonから発送メールが届きました。
Amazonのステータスも「24時間以内に発送」になっています。
ナイトキャップ代わりに読んでいたCiv4英語マニュアルが丁度読み終わったところなので計ったようなタイミングだと感じました。まだしばらく英語漬けの夜は続きそうです。
通勤電車25分*3日で読み終わりました。
以前の日記にも書きましたが、自分のお金への価値観が変わりました。自分がこの本から学んだことは
・複利は怖い
・お金を借りた際の利子と、貸した場合の利子にはすごい差があるので、お金を貯めたいならまず借金をしない
・お金がないなら頭を使って支出を減らしたら、収入を増やしたりすることを考えろ
・資産とは「何もしなくても自分にお金を与えてくれるもの」である
です。
貯金というと「退屈・我慢・大して増えない」という印象を持っていたのですが、今は正反対の印象を持つようになってます。早く投資の勉強を終えて納得できる形で投資出来るようになりたいな、と思ってます。日々勉強中です。
余談になりますが、マネーの勉強ってどこでも出来るのが素晴らしいですね。自分のもう一個の学習目標は「プログラミング」なわけですが、こちらに比べると勉強を始める敷居は低いです。プログラミングの方は、道具も要りますし、本も高価な物が多く、実践してみないと身に付かないため、勉強したくてもなかなか難しいこともあります。マネー本は2000円以下でたくさんの良書がありますし、本と頭と時間さえあればどこでも勉強出来るのが素晴らしい。敷居が低いからと言って底が浅いと思ってるわけでは決してないです。むしろ底なし。プログラミング言語は人が作った物ですから、学習範囲も限られてますし、理路整然としています。その点、マネーは難しい。正しいと言われている理論はいくつもありますし、人の心も関係してきます。今読んでいる「人はなぜお金で失敗するのか」は行動ファイナンスという分野の本です。「年利18%のクレジットローンを払いながら、年利1%の定期預金をする」冷静に考えると年17%損をしているわけですが、「定期預金を取り崩してローンを早く払う」という考えに至らない人は多いと思います。自分にも思い当たる節があったので、今後は気をつけようと思います。
最後に一点、金持ち父さん貧乏父さんは非常に読みやすい文体であることを伝え忘れてました。翻訳本って原書がいくら良くても翻訳次第で評価が変わってしまうものですが、この本はその点では大丈夫だと思います。
・・・逆に人はなぜお金で失敗するのかはちょっと読みにくい感じですよ?まぁ、がんばるけど。
購入予定マネー本から早速2冊買ってきました。
感想は読み終わってから書きます。
そろそろ金持ち父さん貧乏父さんが読み終わりそうです。
金持ち父さん貧乏父さんでマネー関係に目覚めたので通勤中に勉強すべく良書を探してみた。
2ch株式板の書籍テンプレを参考にさせて頂きました。
「取引手法」については選んでいません。手法を理解すると実践したくなってしまうのでまずは基礎固め・・・知識と資金を優先。それでもかなりの量になってしまいました。半年あれば読み終えることが出来るかしら。
初心者向け
億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術
ウォール街のランダム・ウォーカー (2005/10/24購入, 2005/11/25読了)
株式投資これだけ心得帖
ピーター・リンチのすばらしき株式投資 (2005/11/18購入, 2005/11/30読了)
マネーマスターズ列伝
上級者 一般
生き残りのディーリング
マネープラン
金持ち父さん貧乏父さん (2005/10/20購入, 2005/10/25読了)
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
行動ファイナンス
人はなぜお金で失敗するのか (2005/10/24購入, 2005/11/14読了)
行動ファイナンス
人生と投資のパズル
効率的市場
敗者のゲーム
ウォール街
ウォール街の大罪
破局系
信用恐慌の謎
有名人物
欲望と幻想の市場
マーケットの魔術師 (2005/11/18購入)
新マーケットの魔術師
マーケットの魔術師【株式編】《増補版》
Civilization 4 Official Strategy Guide
Civ4と同じ10月25日発売予定。英語をそんなに読める訳じゃないけど、買っちゃおうかしら・・・。
昼休みに秋葉原ヨドバシカメラビルの有隣堂に行ってきました。プログラム関連の書籍を買おうと思ったのですが、ピンと来るものがなかったのでマネー関連の本を買ってきました。金持ち父さん貧乏父さんという200万部以上のベストセラーという本です。
まだ数十ページしか読んでいませんが、すでに目から鱗が落ちる思いです。お金と仕事に対する考え方が変わりました。お金=物を買うため、仕事=お金を得るため、と思っている人は読むことをおすすめします。読む年齢は早ければ早いほど良いと思います。自分も今までの社会人生活5年間でずいぶんと馬鹿なことをしたなと感じました。早めに読んでいればもっと考えて動けたのに。