著者の清水さんはコンサルタントを指導してきた「プロを育てるプロ」。
清水さん曰く、学びのステップは
- 概念の理解
- 具体の理解
- 体系の理解
- 本質の理解
の4段階に分かれているとのこと。
プロとしてお金がもらえるのは「体系の理解」からなのに、「具体の理解」までで止まってしまう人が多く、もったいないよ!というお話。しかも、「具体の理解」まで行ったのなら「体系の理解」は簡単にたどり着ける、とのこと。
具体的にどうやるのか、と言いますと「情報マップ」「学習ロードマップ」「ラーニングジャーナル」の3つを使いこなそうというものでした。
特に感銘を受けたのが、「情報マップ」。自分はついかっとなって勢いで突っ走ってしまうことが多いのですが、やはり下調べは重要ということです。最近は新しいことをやろうとする際には、自分なりの「情報マップ」を作るようになってきていましたが、やはり先人には練度で敵うわけもなく、とても参考になりました。
久々に誰かの書評経由ではなく、自分で選んで買った本だったのですが、(ネット界隈は書評が早すぎる)大当たりでした。