通勤電車で新聞を読む人はなぜ仕事が遅いのか 読了

タイトルが気になっていた本で、ずっとAmazonで販売開始されるのを待っていたのですが、発売予定日から一月経っても入荷しませんでした。おかしいな、と思って別のオンライン書店で調べたところ、どこでも発売開始しており、慌てて近所の書店で購入しました。
タイトルの「通勤電車で新聞を読む人」=「仕事が遅い」とはどのような捉え方なのか?そのような行動を取るような人には同じ傾向があるのか、いまどき新聞で情報を集めるようではダメなのか、電車の中ではもっと別なことをするべきなのか。色々と予想をしてから読みました。ちなみに自分は電車の中では、好きな音楽を聴いてリラックスするか、新書を読んで知識をインプットしていることが多いです。
結論から言いますと筆者の意見では、新聞は自宅で読み終わっているべきであり、電車の中では仕事の段取りを考えたり、眠ったり、ぼーっとしたりするのがいいのだそうです。最初の一つはともかく、残り二つは自分には同意しかねる内容です。筆者も20代の頃は勉強する方がよいと思っていたと書いていますが、50代になった今では「そこまですることはない」と考えているそうです。それよりも会社に着いてからの仕事を効率よく行えるように段取りを考えたり、眠ったり、ぼーっとしたりしてパワーを蓄える方がいいのではないかとのことです。この筆者の20代と50代のころの意見の差は、経験則によるものなのか、加齢による体力の低下によるものなのか、それが知りたかったのですが、書いてありませんでした。「車内で勉強にエネルギーを使っても、全く仕事にさしさわらない人は別です」とありますから、後者が大きいのかな、と思います。確かに混雑した電車で苦労して新聞を広げるのは、体力も使いますし、周りにも迷惑だから、良いことだとは思いません。しかし、眠った頭で出社してバリバリ働けるのかというと疑問があります。そもそも東京の満員電車では、始発駅でもない限り、座れないので寝ることすら困難です。考えたり、ぼーっとしたりすることは異論ありませんが、タイトルへの疑問がキレイに溶けたとは言えない内容でした。
そもそもタイトルの内容は本題ではなく、「はじめに」と「第5章 仕事が速い人は知っている本当に使える情報の集め方」に多少書いてあるだけで、他は普通のビジネス本でした。

  • 第1章 効率だけでは仕事は速くかたづかない!
  • 第2章 まずメールとの付き合い方を変えてみよう!
  • 第3章 仕事が速い人は知っている会議を効率よく乗り切るテクニック
  • 第4章 仕事が速い人は知っている超効率的なスケジュールの立て方
  • 第5章 仕事が速い人は知っている本当に使える情報の集め方
  • 第6章 仕事が速い人は知っている時間短縮のコミュニケーション術
  • 第7章 集中できるゴールデンタイムを創り出し熱狂的に仕事をこなす技術

内容は普通・・・とくに目新しい所は見つかりませんでした。タイトルでおもしろい問題を提起しているのだから、もっと突っ込んで欲しかったです。

通勤電車で新聞を読む人はなぜ仕事が遅いのか
通勤電車で新聞を読む人はなぜ仕事が遅いのか
  • 発売元: 同友館
  • レーベル: 同友館
  • スタジオ: 同友館
  • メーカー: 同友館
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2007/07/03
  • 売上ランキング: 34377

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